café&gallery 山小路

うさこ。

2012年06月28日 01:08

   

café&gallery 山小路(やまこうじ)<坂城町中之条>







久々に上田方面に行ってまいりました。

上田や佐久、いわゆる東信方面は、

なぜか私にはあまり繋がりが無く、

その分新鮮な出会いも多い場所なんです。







そして本日の幸せな出会いは 坂城町の山小路さん。

「やまこうじ」さんとお読みするcafé&gallery です。

「OPEN」の文字に一安心して、
    店舗前の屋根付きガレージに車を停めました。



綺麗にお手入れされた植木を眺め

 さくさくっと足裏に小石を撫で乍ら門を潜ると


縁側を彩る小さなベンチ

そしてカラカラと鳴る引き戸。。。







そして 玄関の向こうに広がる風景は。。。


     広い。+゚。*(*´∀`*)*。゚+







そして 懐かしい。

 もしかしたら こういう風景を「懐かしい」と思うのは

もう私くらいの年齢でギリギリなのかも。

   。。。。(年は聞くでないぞ!)(`・ω・´)=3ふふん





 土間の向こうのお手洗い。洗面所。


私の祖母の家は、何所に行くのにも大抵土間が間にあった。


もちろんトイレも例外ではなく、しかも暗い北側で、家の端の端。

灯りは暗くぼんやりとしか点かず。。。




土間でサンダルを履いて、先ずは男子用のトイレがあり

その奥が いわゆる「ぽっとん」な個室でありまして

   正直 子供にはとても怖い場所でした。





でも怖くもあり、今では一番思い出深く回想する風景であったりもします。

   。。。何故でしょうか?笑


母親に「ドアの前で待っていて!」とゴネた事を、

         今更ながら思い出しました。



 .。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+


 
土間に置かれたソファー席には サンダルでどうぞ。

後ろには 障子が当たり前のように清しい空間を造ります



この日は 吹きガラスの作家さんである

前田一郎さんのガラス展が開催されていました。
    http://isagoya.net/areya/





 古き時代からの知恵の賜物でもある「すだれ」

 そこにキラキラと光る 空泡を湛えた硝子の雫が

 憎いくらいに似合い、風景に溶け込みます。






反対側には ちいさなチャブ台の置かれた畳スペース。

おそらく板の間との境には壁があったに違いない。


想像すると そこに住まわれていた古人の生活が垣間見えて

お爺ちゃんとお祖母ちゃんの笑顔と重なった。


    だめだぁ~泣きそう。。゚゚(´□`。)°゚。




 

 午後の日差しに誘われたのは 縁側のテーブル席

  使い古されて 角が、まぁるくなった椅子やテーブル。

 磨かれた古い床材。 鉄の取っ手の箪笥。手拭いのお絞り。






 そんな景色をぼんやり眺めながら頂いたのは

 ほうじ茶のプリンと手作り生姜のソーダ(ジンジャエール)

 
 た~くさんの 生姜が絞ってあり、

 冷たくて美味しいのに、体がホカホカする。


 そのあと不思議に汗が引いて爽やか!!!

   オーナーさんの心が伝わる夏メニューです。是非!




 


  活字を追う 午後の時間は

  あっと言う間に流れて。。。。。


  幸せな時間は早い。

暖かさと ちょっとの切なさを心に抱え、

オーナーさんに見送られて帰途に着きました。






   
奇しくも 本日の本は 百田 尚樹氏の「モンスター」

  これも 田舎の風景が叙述に書かれた本ですが

  こちらは「田舎の怖さ」も体感できます。

  女の怖さ、人間の怖さ。。。。もね。

    ちょこっとオススメ本でした d(-ω・。) 



ちなみに、山小路さんはランチも頂けるそうです。

もう絶対行くしかないでしょう!d(^_^o)


ステキな隠れ家、また見つけたっヾ(@⌒ー⌒@)ノ♬



   お一人様度・・・・☆☆☆☆
  myオススメ度・・・☆☆☆☆☆




こちらのブログも覗いてね(*^。^*)♪
    http://usakosabpo0628.naganoblog.jp/
          「うさこの信州雑貨屋さんぽ。」


http://yaplog.jp/usako628/
          「うさこのお一人様@番外編」





café&gallery 山小路(やまこうじ)
  埴科郡坂城町中之島 797
     0268-82-1007
定休日 月曜日・日曜日

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