café&gallery 山小路
café&gallery 山小路(やまこうじ)<坂城町中之条>
久々に上田方面に行ってまいりました。
上田や佐久、いわゆる東信方面は、
なぜか私にはあまり繋がりが無く、
その分新鮮な出会いも多い場所なんです。
そして本日の幸せな出会いは 坂城町の山小路さん。
「やまこうじ」さんとお読みするcafé&gallery です。
「OPEN」の文字に一安心して、
店舗前の屋根付きガレージに車を停めました。
綺麗にお手入れされた植木を眺め
さくさくっと足裏に小石を撫で乍ら門を潜ると
縁側を彩る小さなベンチ
そしてカラカラと鳴る引き戸。。。
そして 玄関の向こうに広がる風景は。。。
広い。+゚。*(*´∀`*)*。゚+
そして 懐かしい。
もしかしたら こういう風景を「懐かしい」と思うのは
もう私くらいの年齢でギリギリなのかも。
。。。。(年は聞くでないぞ!)(`・ω・´)=3
ふふん
土間の向こうのお手洗い。洗面所。
私の祖母の家は、何所に行くのにも大抵土間が間にあった。
もちろんトイレも例外ではなく、しかも暗い北側で、家の端の端。
灯りは暗くぼんやりとしか点かず。。。
土間でサンダルを履いて、先ずは男子用のトイレがあり
その奥が いわゆる「ぽっとん」な個室でありまして
正直 子供にはとても怖い場所でした。
でも怖くもあり、今では一番思い出深く回想する風景であったりもします。
。。。何故でしょうか?笑
母親に「ドアの前で待っていて!」とゴネた事を、
今更ながら思い出しました。
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
土間に置かれたソファー席には サンダルでどうぞ。
後ろには 障子が当たり前のように清しい空間を造ります
この日は 吹きガラスの作家さんである
前田一郎さんのガラス展が開催されていました。
http://isagoya.net/areya/
古き時代からの知恵の賜物でもある「すだれ」
そこにキラキラと光る 空泡を湛えた硝子の雫が
憎いくらいに似合い、風景に溶け込みます。
反対側には ちいさなチャブ台の置かれた畳スペース。
おそらく板の間との境には壁があったに違いない。
想像すると そこに住まわれていた古人の生活が垣間見えて
お爺ちゃんとお祖母ちゃんの笑顔と重なった。
だめだぁ~泣きそう。。゚゚(´□`。)°゚。
午後の日差しに誘われたのは 縁側のテーブル席
使い古されて 角が、まぁるくなった椅子やテーブル。
磨かれた古い床材。 鉄の取っ手の箪笥。手拭いのお絞り。
そんな景色をぼんやり眺めながら頂いたのは
ほうじ茶のプリンと手作り生姜のソーダ(ジンジャエール)
た~くさんの 生姜が絞ってあり、
冷たくて美味しいのに、体がホカホカする。
そのあと不思議に汗が引いて爽やか!!!
オーナーさんの心が伝わる夏メニューです。是非!
活字を追う 午後の時間は
あっと言う間に流れて。。。。。
幸せな時間は早い。
暖かさと ちょっとの切なさを心に抱え、
オーナーさんに見送られて帰途に着きました。
奇しくも 本日の本は 百田 尚樹氏の「モンスター」
これも 田舎の風景が叙述に書かれた本ですが
こちらは「田舎の怖さ」も体感できます。
女の怖さ、人間の怖さ。。。。もね。
ちょこっとオススメ本でした d(-ω・。)
ちなみに、山小路さんはランチも頂けるそうです。
もう絶対行くしかないでしょう!d(^_^o)
ステキな隠れ家、また見つけたっヾ(@⌒ー⌒@)ノ♬
お一人様度・・・・☆☆☆☆
myオススメ度・・・☆☆☆☆☆
こちらのブログも覗いてね(*^。^*)♪
http://usakosabpo0628.naganoblog.jp/
「うさこの信州雑貨屋さんぽ。」
http://yaplog.jp/usako628/
「うさこのお一人様@番外編」
café&gallery 山小路(やまこうじ)
埴科郡坂城町中之島 797
0268-82-1007
定休日 月曜日・日曜日
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