Cafe 和~Kanoh~

うさこ。

2014年06月13日 23:27

 
 Cafe 和~Kanoh~(かのう)




諏訪方面から和田峠を超えて上田に向かう。

新和田トンネルが出来てから もう長い時間が流れたけれど

いまだ あのクネクネした旧道で車酔いした事が忘れられません。

  いや あの道はひどかった。。



ほんと、今は楽になりましたね!!感謝感謝。





でも・・この日500円握りしめて料金所を通ったら510円でした。。。(´-ω-`)

  10円なくて1000円出したら係員さん大変そうだったよ。。

  増税うんぬんより・・・・めんどくさいよ~~~。゚゚(つД≦。)°゚。



いやいや、そんな面倒臭さも、

こんな素敵な風景に出会うためならなんのその!


伺ったのは 峠を超えて程ない距離にある古民家カフェ「和」さん。

和 と書いて かのう と読むそうです。

外観から 旧農家だったことが伺い知れます。



軒下を見上げてみると 茅葺だった形跡もアリ。

張り出した太い柱が力強い。


昔の家は玄関回りを始め 窮屈(きゅうくつ)感がなくて

扉を開ける前から気持ちがゆったりと作られていくのが分かります。

ギスギスした気持ちは 家の中に持ち込まれない気がしませんか?

  昔は トイレだって、ほーら別棟にありましたもんね。



入り口の土間から見える 囲炉裏部屋。

綺麗にリノベートされていますが 風情はそのまま。

火が入る冬には自然と人が集まるんだろうな♡



三間ほどを解放したメインダイニングはテーブル席もあり。

低めの天井や、風通しの良い造りは日本の家そのものですね。

陽射しがたくさん入り、明るいです(*´ω`*)




オーナーさんはこの地域のご出身だそうですが

しばらくこの地を離れていらして、

ここをOPENされるにあたってUターンされたとのこと。



過疎化される地域にあって、薄れてゆく古人たちの残した暮らしや知恵

無くしてしまうには あまりに忍びない美しい景色たち。

それらを思ったとき、一念発起したオーナーさん。

たくさんの問題を抱えながら地域の方々と日々試行錯誤されています。



いいないいな。

今長野にはあちらこちらで そんな風が吹いています。



こちらのお店のこだわりは 農業にもあります。

自ら手掛ける自家農園では、様々な農薬を一切使用しないで育てています。

田植えなどのイベントも開催されていて、

たくさんの人に大地を感じてほしいと頑張っておられます。


そんな大切なお野菜を頂けるランチプレートは

季節の野菜がたくさん頂けるように工夫されていますが

野菜の少なくなる冬は、夏に自家菜園で採れた

甘い完熟トマトをベースしたソースを使ったパスタやカレーが頂けます。


丁度私が伺ったときは、メニューの変わり目でしたので

今は 夏野菜のプレートにメニュー変更されていることと思います。



デザートはスイーツ3種の盛り合わせ。

和室で頂くスイーツも珈琲も なんともモダンでたまりません( ・´ω`・ )


むかーし むかし、ここに住んでいらした方は

こんな風景など想像も出来なかったでしょうね。。。。

  そう考えると すごく不思議。 時の宇宙。



抹茶ラテまで頂いてしまった雨の午後。

すこし肌寒いけれど、そうはいっても初夏ですもの、

だるまストーブは秋までオヤスミナサイですね。



  


余談ですが この武石には「鳴き龍」を拝観できるお寺があります。

オーナーさんにお聞きして帰りに伺いましたが

京都のソレとは違い「独り占め」できた鳴き声に感涙!!

  お店からすぐです。

  ぜひぜひ!!!ほんとおススメです!!!





  こちらのブログも覗いてね(*^。^*)♪
     http://usakosabpo0628.naganoblog.jp/
          「うさこの信州雑貨屋さんぽ。」

         http://yaplog.jp/usako628/
          「うさこのお一人様@番外編」



Cafe 和 - kanoh(かのう)
   上田市上武石642
     0268-71-0114
定休日 月曜・火曜
http://cafe-kanoh.com/

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